「バス×ゲーム・バス移動の時間をゲームで盛り上げる」の書
ボクの住んでいる地域の自治会では、年に1回、研修旅行があります。
地域を元気にする取組みをしている先進地の事例について、学ぶ旅。
参加する年令層は、40代~70代。例年、25~30名くらいといったところ。
旅先は、大体、県内(愛媛県)。
移動の手段は、もっぱら大型バス。
バスの移動時間は、県内と言えども、結構かかるものであり。
行きは、話に花が咲いて時間を感じないのですが、帰りは時間を持てあましてしまう傾向にあります。
そうすると、何かゲームをしてくれという要望も出て(笑)
今回は、経験上培った、バス移動時のゲームについて、書いてみたいと思います。
バス移動におけるゲーミフィケーションです。
旅先関係数当てゲーム
研修旅行、修学旅行など、「学び」が目的の旅であれば、記憶、思い出に残る企画(ゲーム)にしたいところ。
いろいろ巡った場所にまつわることを、クイズとして出題します。
用意するもの
紙・筆記用具(鉛筆、ボールペンなど)・景品(行った先の土産など)
クイズの方法
答えが数字(整数)になるように出題。
※時間・数量・長さ・重さ・高さ・年令・年代など
バス内の人達に紙と筆記用具を配り、全質問終了後、回収する。
集計後、上位の者を発表。
ゲームの勝敗
ポイント制
- 出題は、三択
- 出題数に対して、正解数が多い人が勝者
- デメリットは、クイズを考える手間がかかるし、正解者数が結構出る
総合計制
- 出題に対して、数字で答える
- 答えをすべて足して、総合計を算出し、最も近い人が勝者
- デメリットは、総合計の計算と、順位決めに手間がかかる
ゲームのポイント
ポイント制、総合計制、どちらでも結構ですが、ボクは「総合計制」を採用して、出題しています。※景品を上位1~5位と設定しているため
回収や集計が大変なので、助手を確保しておきましょう。
出題をする人は、行く先々の情報を、注意深く、常にチェックしておく必要があります。
スマートフォンなどで調べる人もいるかもしれないので、「スマホ禁止」ということを、まず言っておいた方が良いと思います。
到着時間当てゲーム
目的地到着時や、通過地点、帰った時などの時間を予想して、当てるゲーム。
用意するもの
紙・筆記用具(鉛筆、ボールペンなど)・景品(行った先の土産など)
ゲームの方法
到着予想をする地点を設定して、参加者に時間(何秒まで)を書いてもらう。
書いてもらったら、用紙を回収する。
到着予想時間が近い人が勝者。
ゲームのポイント
計測する時計を決めておきましょう。
できるだけ、予想がつきにくい地点を設定する方が良いと思います。
また、ゲームをするタイミングとしては、出発後、早い段階で実施することをオススメします(予想がつきにくいため)。
自己他者診断ゲーム
よくある〇〇診断を、バス移動の時間をつかって、みんなでワイワイやっちゃおうというゲームです。
用意するもの
紙・筆記用具(鉛筆、ボールペンなど)
ゲームの方法
自己診断編
参加者に応じて、ウケそうな診断問題を出題。
※問題数は、10問くらいが適当 。
回答数に応じて、手を挙げてもらい、自分や他人の性格や状態を確かめ合って、楽しむ。
この場合は、特に紙・筆記用具は必要ない。
他者診断編
自分のことを、他人に診断してもらう。
まず、紙を配り、自分の名前を書いたら、一旦回収。
紙をシャッフルして、ランダムに配る。
※そのとき、自分の名前の紙でないか確認。
司会者が出題し、人に見せないようにしながら、回答。
回答後、回収して、司会者から順次名前を挙げて発表して、楽しむ。
ゲームのポイント
他者診断の場合、自己診断との比較をしても面白いかもしれません。
また、できるだけ、相手を辱めるようなものではなく、ユーモア度とか、マジメ度など、後々ケンカの火種にならないようなものをテーマにすることをオススメします。
自分がどう思われるか、客観的に評価される良い機会になると思います。
その他
ゲーム企画に力を入れるのもよいのですが、研修や旅行はバス移動だけでもないし、ましてや目的は違うところにあるので、主催者・事務局の手間のかからないものが良いと思います。
例えば、カラオケやビデオ鑑賞など。
その場合は、事前にバス会社に確認することが、もちろん必要です。
ちなみに、定番のビンゴなども良いかと。
参加者に応じて、いろいろ企画してみてください!
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