「あなたはなぜパズドラにハマったのか?」の書
パズドラの秘密にせまる
パズル&ドラゴンズ、やってますか?
通称、パズドラを。
プレイをしてなくても、知っている人は多く、もはやスマホゲームとして代表される作品の一つと言っても過言ではないと思います。
なぜ、それ程までの人気を博すゲームとなったのか?
それを教えてくれるのが、 「あなたはなぜパズドラにハマったのか? ソーシャルゲームの作り手が明かす舞台裏」。
ありのままのタイトルです(笑)
少し本に書かれている内容をご紹介しますね。
そうだったのか!パズドラの舞台裏
以前、「ソーシャルゲームはなぜハマるのか」という本のご紹介をしましたが、そのときに例示したのは、「釣り★スタ」と「怪盗ロワイヤル」でした。
その当時の風潮というか、社会現象(問題)になるくらい課金重視のゲームが多い中、パズドラは課金に固執せず、むしろ課金につながる「魔法石」をばらまく行動に出たと。
長時間プレイをしてもらって、愛着をもってもらう。
それが、ロングセラーになっている一番の理由のようです。
ソーシャルゲームの移り変わりから始まり、書かれている内容はバラエティに富んでいて結構読みごたえがあり。
ソーシャルゲームの常識非常識
- どんな人が遊ぶのか?
- どんな人が課金するか?
- 一年での儲かる日はいつか? など
ソーシャルゲームの作り方
- 企画書の内容
- 企画を認めてもらうためには?
- 企画に盛り込むべき3つの仕掛け など
ソーシャルゲームの舞台裏
- 好かれるゲーム、そうでないゲーム
- 評価する上での目標項目
- ソーシャルゲーム事件簿 など
「開発者と無課金ユーザー達との座談会」も、面白い企画です。
本を読んでの感想
冒頭(はじめに)から、「ソーシャルゲームとキャバクラは似ている」という記述があり、読書意欲が沸きました(笑)
実際、全体通して、専門用語などを使うでもなく、かみ砕いた表現で書かれていて、非常に読みやすかったと感じます。
ゲーム精通者でなくても、大丈夫です。
やはり、長く遊んでもらうためには、好きになってもらうことが重要であり、プレイヤーの動向の調査、飽きさせない仕掛けづくり、想定外のトラブル対策などなど、大変な世界なんだなぁと感じました。
その中から、色々な気づきや学びを得たと思います。
本には書かれていませんでしたが、テレビCMも秀逸だと感心しますし、コラボ企画も次から次へと配信され、その営業力にも脱帽です。
オリジナルアイテムも展開中の模様。
いやはや、儲かりまんなぁ(笑)