「無敵を現実社会において考える」の書
現実社会における無敵を考える
今回は、ゲームにおける「無敵」って、何か現実社会で活用できないかと考えてみます。
スーパーマリオブラザーズのスターをとったときとか、パックマンがパワーエサを食べたときのアレのように。
でも、「無敵」=「死なない」とした場合、とても現実社会で応用できるものではなく。
色々と思考を巡らせて、参考となるような本を読み漁っていたとき、ヒントを見つけました!
立場の逆転
参考となったのは、「ゲームデザイン脳・枡田省治の発想とワザ」という本。
ゲームのシナリオの企画、発想を練るうえで、ヒントとなる内容が盛りだくさんの書ですが、その中で注目したのが、「鬼切り八鳥子」という小説を書いたという章。
当初、ゲームとしての企画で考えていたらしいのですが、その設定として
- 「ひ弱な主人公が強敵から必死に逃げる」ステージ(敵を結界におびき寄せる)
- 「敵を派手な大技でボコボコにする」ステージ(結界で敵を滅する)
という構成になっていて、1と2で追うものと追われるものの立場が逆転するというもの。
ボクの場合、「無敵=立場の逆転」と考えました。
鬼ごっこ
立場が逆転するものと言えば、鬼ごっこもそうだなと。
改めて考えてみると、「鬼になって人を追い回す」という、なんて恐ろしい遊びなんだと思いますが、それはさておき(笑)
鬼ごっこも調べてみると色々な種類がありました。
「鬼ごっこ協会」という組織もあるようです。
スポーツとして、まちづくりとして、文化の継承として「鬼ごっこのある町」を世界中に普及していこうと、かなり熱心な活動をされているようです。
フジテレビの番組「逃走中」も鬼ごっこをモチーフとしていますが、ミッションを設定し、キャラクター(参加者)の性格、そして人間模様など織り交ぜた企画力には、大いに感動を覚えます。
単に鬼ごっことあなどるのではなく、発想次第、やり方次第で、地域活性化などにも大いに活用できると思います。
案外、子どもたちの方が、柔軟な発想が出てくるかもしれませんね。
企画をする際にも、老若男女・他文化(地域内外・海外)といった様々なメンバーで話し合うと、斬新な発想が生まれるかも。
ただ、まとめ役はすこぶる大変でしょうが・・・(笑)