「マラソン×ゲーム・子供のマラソン嫌いを克服する」の書
うちの子供が通ってる小学校では、マラソンが日課となっています。
毎日走っているから好きになるというものでもなく、マラソンが苦手な子供もいて。
何とかして、マラソンから逃げ出してやろうと、あの手この手で言い訳を考える。
「そんな暇があったら、上達する方法を考えなさいよ」と思うのですが、まぁその気持ちも分からないでもなく。
少しでも子供がマラソンに楽しく取り組めるように、ゲーミフィケーションをつかった方法を考えてみました。
ちなみに、小学校の駅伝の上位校は、縄跳びや鬼ごっこで遊びながらトレーニングする方法を取り入れているところもあるそうです。
マラソンすごろく
県内一周や四国一周などのすごろくを作成し、走った距離を記録してコマを進めていきます。
目的地(目標距離)を明確にすることで、子供のやる気を引き出します。
個人戦・団体戦の設定をしたり、イベントを発生させたり、目標地点達成でご褒美(賞状など)をあげたり、レベルアップ(昇級、段位など)するなどという工夫をすれば、なおさら良いと思います。
ライバルプレイ
個人戦。どちらが早くゴールに近づいているかを競います。
協力プレイ
団体戦。チームもしくは全員の距離を足して、ゴールを目指します。
イベント
目標地点もしくは、途中経過の地点に、イベントを用意します。
例えば、A地点(10km地点など)に到達したら、ご褒美がもらえるくじが引けるなど。
参考
距離を測るときには、グーグルマップなどのルート検索を使うと便利です。
次のようなサイトもあります。
【みんなの知識 ちょっと便利帳】地図上で徒歩ルート検索/グーグルマップ徒歩ルート案内 − ルート・距離・時間を表示 Google Maps API V3
すごろく(地図)の作成については、次のソフトが便利そうです。
しっぽマラソン
狩人と獲物になって、しっぽをめぐる攻防戦を繰り広げながら、マラソンの練習をします。
狩人編
走るのが速い人(獲物)にしっぽをつけてもらい、狩人になって追いかけます。
狩人になる子供のレベルアップ、やる気アップが目的となります。
この場合、獲物になる人は狩人を鍛えるため、走りに調整ができる、ある程度の実力を持った人が理想です。
(狩人が低学年の場合は、上級生。狩人が上級生の場合は、大人など)
獲物編
狩人とは逆に、獲物となる子供のレベルアップが目的です。
獲物となった子供は、しっぽをつかまれないように逃げなくてはなりません。
この場合の狩人となるのは、実力が拮抗した子供が適していると思われます。
おそらく、狩人になった子供も、獲物になった子供も必死になるでしょう(笑)
応用編
しっぽは一本ではなく、何本かつけるのもいいと思います。
また、その際には点数などつけると、さらにゲーム要素が付加されて、面白さもUPすでしょう。
参考
しっぽについては、新聞紙・チラシ・布など、お手頃簡単なもので、OKです。
がっつり作りたい場合は、下記サイトをご参照ください。
忍者修業
その昔、忍者は速く走るため、布や笠をつかって修業をしたと言われています。忍者になりきり、脚力強化を図ります。
これは、「(布)自分の最高速度がどれくらいか?」、「(笠)最高速度をどれくらい保てるか?」ということを把握する目的にもなります。
布を使った修業
頭に長い布を巻き、布が地面につかないように走ります。
脚力がついてくれば、少しずつ布を長くしていきます。
実際に試した人がいるので、下記のサイトをご参照ください。
笠を使った修業
笠を胸にあてて、笠が落ちないように走ります。
とはいえ、笠なんてそうそう身近にはありませんよね。
紙とか、帽子とか、お盆とか、フリスビーとか、落ちても大丈夫なものを使って試してみてください。
顔マラソン
ある日、ラジオを聞いていると、顔マラソンなるものがあるという話が飛び込んできました。
どうやら、走るルートが、地図上で顔になっているとのこと。
なかなか聞いただけでは想像ができないので、ググってみると、発見!!
顔マラソンの公式ホームページを見てみると、次のように書かれていました。
GPSの軌跡を使って大地に「顔」を描くマラソンです。
距離はどのコースもちゃんと42.195kmあります。
ただし、タイムや順位を競うわけではなく、みんなでおしゃべりしながら楽しく走ります。グループLSD、マラニック、マラソンイベントですね。ウヒー。
さすがに、子供に42.195kmのフルマラソンはきついので、距離を短く設定した方がよいかなと。
顔マラソンの定義からは外れますが、地図上に絵を描いて、そのルートを走るという発想は子供の興味を引くアイデアだと思います。
以上、小学校の子供を対象にして、遊びを取り入れたマラソン練習のご紹介でした。
おすすめの練習法などあれば、ぜひ教えてください♪