「顧客を生み出すビジネス新戦略 ゲーミフィケーション」の書
ゲーミフィケーションと一言でいえど
一言で「ゲーミフィケーション」と申しましても、その奥は深いものでございます。
なんて、落語的な始め方をしてしまいましたが、一朝一夕で理解できるものでないことは確かです。
当ブログについても、「ゲーミフィケーション」と銘打っているものの、あくまで我流の解釈で書き綴っている感じで。
今、特に参考図書を読み漁っているところです。
数年前から興味を持ち始めて、2冊目に買った本が顧客を生み出すビジネス新戦略 ゲーミフィケーション(大和出版)
「メソッド」というカテゴリも、この本から引用させていただきました。
ゲーミフィケーションとゲームビジネスメソッド
この本で書かれているのが、「ゲーム戦略」や「ゲーム理論」について。
ゲーム戦略は2つの要素に分かれていて、その1つが「ゲーミフィケーション」とのこと。もう1つが「ゲームビジネスメソッド」。
それぞれの役割については、下記のとおり書かれています。
ゲーミフィケーション
翌日に学校や会社があるにもかかわらず、徹夜をさせるほどゲーム自体をやり込ませ、熱中させる仕組み。
いわゆる、ゲームに熱中させる技術。
ゲームビジネスメソッド
まだ販売をしていない新商品(例えば、ドラクエやiPhoneなど)に、徹夜をしてまで買いたいと思わせる仕組み。
いわゆる、ゲームを購入させるステップ。
確かに、プレイしたゲームに熱中するのはまだしも、まだプレイをしていないゲームに対して買いたいという衝動を抱かせる手法はすごいかなと。
ゲーミフィケーションの技術や事例
この本では、ゲーミフィケーションを理解するために、分かりやすく説明がされています。
その代表的な技術を17個挙げているのですが、ゲームにのめり込んできた身としては「なるほど」と納得のテクニックに感嘆をし。
例えば、レベルアップやスコア、ランキングなど、ゲームではお馴染みのメソッドが紹介されています。
現実社会における事例も交えて説明してくれているので、非常に分かりやすく。
企業や店舗、環境・エコロジー関連、教育関連、地域社会関連など、さまざまな分野における事例が掲載されているのですが、中には知っているサービスもあり、そういうものにゲーミフィケーションが用いられているのかと分かると、また違った見方にもつながります。
こんな盛りだくさんの内容なのに、「Amazon Kindle Unlimited」の会員だと無料で読めるそうで!?
おっとく~