「植物園をゲーミフィケーションで賑やかにする」の書
カードゲーム人気
うちの子どもが小学生の頃、ポケモンカード、バトルスピリッツカード(通称:バトスピカード)に熱中していました。
ボクの時代は、遊戯王カードでしたかね。
やったことはありませんでしたが、週刊少年ジャンプの連載中はかかさず読んでいました。
ポケモンカードは海外でも人気で、外国人の友達に譲ってあげたときに、すこぶる喜ばれました。
植物園でトレーディングカード
数年前、ときわミュージアムでトレーディングカードを発行しているというテレビ番組を見ました。
来館して、植物にまつわるクイズに答えるとカードがもらえるというもの。
カードには、
- 植物の説明
- 植物の写真
- ジャンケンアイコン
- 点数
が記載されています。
市販のカードで職員がつくっているというのですが、そのクオリティは高く、子どもが欲しがるようなデザイン。
しかも、10枚に1枚は他と違うデザインカードが入っているということで、そのカードを手に入れるために、何度も子どもたちは足を運んでいました。
クイズに正解しなければカードはもらえないので、子どもたちも必死。
と言えど、友達と楽しみながら回遊し、館内にある植物の名前をほとんど覚えていました。
カタカナが羅列して、読むのが難しい名前さえも。
福引き的に目隠しでカードを引くため、同じカードになることもありますが、そこは友達とトレーディング(交換)して、コレクションを集めていきます。
ジャンケンや点数が記載されているので、カードゲームとしても遊べます。
まさに、ゲーミフィケーションをいくつもつかった素晴らしい仕組みであると感心しました。
当時の地方紙には下記のように書かれていました。
同館利用者数は12年度が来館者14万1053人(このうち温室入館者8万6232人)だったのが、13年度は18万2816人(10万5185人)と3割も伸びた。
中祖主任は「寄せ植え教室などいろんなイベントで集客に努めているが、カードも大いに貢献している」と分析した。
植物のトレーディングカード人気 - 全国郷土紙連合 ※宇部日報社 観光 2014年4月5日
巷に色々なカードが出回っていますが、いずれもデザインは秀逸だと常々感じています。
ときわミュージアムの取組みはもちろんのこと、カードデザインにも注目して、何かしらの仕掛けをしたいと思う今日この頃です。