「数当てゲームでイベントを盛り上げる」の書
新しいゲームをつくって!
地域イベントで考えた全員ジャンケン大会。
今では定番化し、プログラムの一つとして人気を博しています。
ただ、「定番= マンネリ」となってしまうのも世の常。
お客さんの一人から、
「ジャンケン大会もいいけど、違うゲームも考えて」
という投稿があり、その要求に応えることにしました。
やはり、考えるにあたり、次のようなことは念頭に置かなければならないかと。
- 会場の多くの人が参加できる。
- 子どもからお年寄りまで、簡単にわかるルール。
- 準備があまりかからない。
- 面白い。盛り上がる。
かなり悩んだ末に、数当てゲームという案に辿り着き。
名付けて、「ハイ&ロー・クイズ」。
昔、あったテレビ番組をパク・・・いえ。
参考にさせてもらいました。
ハイ&ロー・クイズ
さて、ハイ&ロー・クイズとは、どういったものか?
地域に関係する数をクイズにして、参加者に当ててもらうというゲームです。
当初、三択で出題し、①・②・③を指で答えてもらおうと考えていたのですが、判定も難しく、不正が多く発生するおそれもあるため、二択で手を上下して答えてもらうことにしました。
内容は次のとおり。
目的
- 地域に関心をもってもらう
- 地域を知って、魅力を感じてもらう
- 地域を好きになってもらう
ルール
- 誰でも参加可能(出店者、スタッフも可)
- 参加したい人は立ち上がって意思表明
- クイズに対して、数字が上だと思えば手を上に、下だと思えば手を下にする
- 正解すれば、勝ち残る。負ければ、座る
- ある程度人数が絞られたら(10人程度)、筆記問題にして数が近い人から順位を決めていく
数に関する問題
- 長さ・距離
- 年月日・時間
- 高さ・標高
- 数量(個数、人数など)
- 重さ
- 場所に表記している数字 など
賞品
- 地域の特産品。※勝った者から順番にとっていく
運用上の課題
多くの方に楽しんでいただき、ゲームそのものは成功であったと感じたのですが、ジャンケン大会同様、次のような問題がありました。
- 小さい子どもはルールが理解できず、クイズを間違えても残っていた
- そのため、最終筆記問題でも説明や実施に非常に苦労した
予想では、大体クイズも10個くらいで片が付くだろうと思っていました。
それでも念のために、20個は用意。
しかし、想定に反し、結構な人数が残り。
しかも、子どもばっかり(笑)明らかに不自然な状況。
といっても、「間違ってたでしょう」というのも言いづらく、途中で親が気付いて連れ戻そうとするも、泣き出したり。
※おそらく、前の問題では間違えていたが、そのときの問題は正解したりしていたので。
参加枠が広いというのも良かったり悪かったりです。
例えば、子どもは子どもだけで集めて、審判をつけるとかした方が良いのかも。
そこまでするのかどうなのか、行き過ぎる感もあるので、微妙ですが(^_^;)
それはさておき、お手軽なゲームなので、『ハイ&ロー・クイズ』オススメですよ!!