「カジノはいいのか悪いのか-カジノ法案について考える-」の書
カジノ法案、衆院通過の件
カジノ法案が衆議院本会議で可決されましたね。(2016/12/6)
大きな狙いとしては、やはり経済効果でしょう。
17年前に、本場ラスベガスに新婚旅行で行きましたが、確かにすごかったですね。
みんなガッポガッポお金を使っていたと思います。
ゲームの世界でいえば、ドラゴンクエストやいただきストリートで登場しました。
あ、どちらも堀井雄二氏か!
そういう意味では、子どもたちもカジノに馴染みがあるかもしれません。
よくよく内容は把握していないのですが、ある専門家の話を聞くと、カジノ法案が通ったからと言って、すぐにカジノができるという訳ではないようです。
あくまで、カジノについての検討を促進するための法律の基盤的なものであって、それから詳細なルールをつくっていくとのこと。
実施されるのは、早くても、2020年の東京オリンピック以後だとか。
まだまだ、先のお話のようです。
先入観は捨てた方が良い
カジノ法案、野党は大反対との報道。
反対の理由は、憶測ですが、
- 治安、風紀の乱れ
- ギャンブル依存者の増加
といったところではないかと思います。
カジノではありませんが、わがまちにも、競艇と競馬の場外券売り場の話が持ち上がりました。
競馬の場外馬券売り場の話は、地域住民の反対により中止に。
20年ほど前の話ですが、当時のボクの競馬場のイメージは、「競馬新聞を持って、赤ペンを耳にはさみ、金網に寄りかかって叫んでる、酔っぱらいのおっさんたちの溜まり場」というもの。
馬券売り場設置場所が、小学生の通学路ということもあり、それは許可されないのが当たり前だろうと思っていました。
ところが、ひょんなことで、中山競馬場に連れて行ってもらったときに、超カルチャーショックを受けました!
施設が近代的ですごくキレイ!
しかも、子ども向けの遊具まであるっっ!
あからさまな酔っぱらいなんてどこにも見あたらず、みんな普通の感じでした(笑)
カジノといえば、儲けすぎたときに「お客さん、ちょっと裏の方へ」とマフィア的な人が来るイメージだったり、江戸時代の賭場的なヤバさがあるのではと思っている人がいるのではないでしょうか?
カジノ法案について、肯定派でも否定派でもないのですが、先入観を持っている人は、正しい知識を得た上で判断をした方が良いと思います。
お金ではなくポイントで
以前、健康ポイント制度のことを書きましたが、勝負事に対する金銭のやりとりではなく、参加することに対してポイントを付与したらいいのではないかと考えたりします。
例えば、トランプであっても、花札であっても、麻雀であっても。
ギャンブル性は抜きにして、みんなでワイワイ楽しむ場をつくるんです。
これまた、以前書いた「スポーツ麻雀」についても読んでいただければ、ご理解いただけるのではないかと。
経済性の向上は望めないかもしれませんが、健康福祉面や、コミュニティづくりといった面において効果はあるのではないかと期待するところです。