「人生にセーブポイントがあれば」の書
セーブは革新的な機能だった
ゲームには、『セーブ』っていう機能がありますよね。
セーブをすれば、その時点からコンティニューできるというアレ。
今回は、そんなセーブにまつわるお話をば。
他のゲームでも、大体まちの中にあることが多いと思いますが、ダンジョンの途中にセーブポイント(特にボスの前)があったり、アイテムにセーブ機能が付与されているものがあったり、そういうものが出始めたときは非常にありがたいなぁと感じました。
そもそもセーブという機能をボクが初めて体験したのは、ドラクエⅢ。
ファミコンのリセットボタンを押しながら電源を切るという行為に、おそれおののいていたことを思い出します。
だって、冒険の書が消えるかもしれないんだから。
リセットボタンというのは、その名のとおり初期状態に戻すボタンなので、それを押しながらなんて信じられず、いつも電源を切る度、緊張していました。
この緊張・恐怖の背景として、ドラクエⅡで最終局面で復活の呪文を間違えたというトラウマも原因。
当時はセーブ機能がなく、コンティニューは復活の呪文というパスワードによるものでした。
長時間プレイし続け、朦朧とする中で52文字からなる呪文を書き間違えた結果、心が折れ、ラスボスを倒しにいくのを諦めてしまい。
リメイク版にて、ドラクエⅠ・Ⅱがスーパーファミコンで発売されたときには、喜び勇んでセーブ機能を駆使しながら、念願のシドーを倒すことができました!
セーブは本当に大事!
「人生にセーブ機能があったらなぁ・・・」と思ったことありませんか?
技術が日進月歩で目覚ましく進んでいる世の中ですが、現実社会におけるセーブシステムの実現は、まずもって無理でしょう。
ただ、パソコンなどのデータバックアップは、セーブという考え方ができるのではないかなと。
バックアップをしておけば、パソコンが壊れても復活することが可能ですからね。
本当にバックアップは大切です。
それを切実に感じたのが、今年の3月。
急に外付けHDDが、
「ピー」
というBEEP音を鳴らしたが最後、逝ってしまいました。
パソコン歴はかなり長いので、データが吹っ飛んだ、もしくはそういう事例を見てきたことが多くあり、バックアップの重要性は認識しているものの、そのスパンや頻度は少ないため、それをしたのが2年前。
その2年の間に、相当のデータを貯め込んでいたため、ショックは大きく。
しかも、大きな事業の報告資料をつくっていたため、焦りに焦りました。
速攻で復旧業者に依頼をかけたのですが、
その経費はナント16万円!?
こちらは是が非でも何とかしたいと思っていますからね。
業者も足元を見てきます。トホホ・・・
しかし、大金叩いても復旧できたのは、まだ良いほう。
知り合いは、子どもの写真データ4年分を失い、途方にくれたそうです。
奥様にしこたま怒られたとか。それはそうでしょう。
なので、バックアップはしましょう。ホントに。
今は、フリーでもバックアップソフトがあります。
無料HDDコピー/バックアップソフト一覧 - フリーソフト100
フリーでは不安という方は、お金を出して買いましょう。
十分、その価値はあります。
災難はいつやってくるやら分かりません。
まさに、備えあれば憂いなし。
こうやって、思いついたときにやっておこうと思う今日この頃です。